病院長挨拶

医療は誰のためにあるのでしょうか。

院長 三浦 一章
八戸市立市民病院
院長 三浦 一章

「医療は患者と共に始まり、患者と共に在り、患者と共に終る」

これは、オスラー博士の言葉であります。

医療は患者のためにあり、八戸市立市民病院は患者に親切な患者中心の医療を提供します。自分や家族が患者なら、今私達に何を望むであろうかと患者の立場を思う親切な医療を提供します。私達は病気のみならず病気の人間の全人的に適切な治療を行います。

近年の目覚ましい医療の高度化と医療資源の効率的利用等から医療の機能分担が求められています。急性期医療を担う当院は救命救急センターを併設して、急性期や重篤な患者に迅速で適切な医療を24時間体制で提供しています。また、PICUとNICUを備えた周産期センターでは、母体・胎児・新生児の一貫した総合治療を行っています。青森県南地域の中核病院である当院は地域のかかりつけ医療機関との機能分担による医療連携を進めた結果、平成14年11月から地域医療支援病院として承認され緻密な医療連携を進め、平成17年1月には地域がん診療拠点病院の認定を受け、地域医療の拠点病院として力を発揮しています。

医療が高度化すればする程、患者を中心にした良い連携のチーム医療の重要度が増します。チーム医療のスタッフ間の連携にとって最も重要で欠かせない事の一つが情報の共有であります。当院は平成15年4月より医療情報システム(電子カルテ)を導入し、医療情報の共有化を図り安全で良質なチーム医療の推進に努めています。

教育のない病院は発展もないと言われますが、当院は研修医制度の発足時より研修医を受け入れ教育をして来ました。これまでに巣立った多くの医師が大学病院などの多くの施設で責任ある立場で活躍されています。平成11年4月からは厚生労働省の臨床研修病院に指定されています。平成16年4月から始まった新医師臨床研修制度の下、研修の場としての充実を図り、全国津々浦々から多くの研修医が参集し病院は若い活力で溢れています。

 安全で良質で親切な医療を提供し、患者と地域のかかりつけ医療機関に愛され信頼されて選ばれる病院となる事を地域医療の中核を担う当院の使命と考え努力を続けてまいります。