【重要・4月9日更新】バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)対応病床の設置に伴う3次救急以外の患者及び入院予定患者の受入制限について

※2019年4月9日院内の検出状況を更新しました。(こちら)
 昨年12月以降、当院の入院患者からのバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の検出数が急増し、4月8日現在、のべ104名の保菌者が確認されております。
 当院は、これまで「救急患者を断らない」ことを掲げ、救命救急センターの運営をする一方で、VRE感染への対策を実施して参りましたが、その両立が困難な状況となっています。
 このようなことから、VREの抜本的対策を講じるため、相当数の対応病床の設置が必要となり、苦渋の決断ではありますが、下記の間、次のとおり3次救急以外の患者及び入院予定患者の受け入れを制限させていただいております。
 地域住民の皆様には御不便をおかけしますが、今後も安全・安心な地域医療を確保するために必要な措置ですので、何とぞ御理解と御協力をお願い申し上げます。

■受入制限について■

VRE対応病床設置のため、受入制限を下記のとおり行います。

(1)実施期間
  2019年2月8日(金)~5月6日(月)
  ※救急患者の対応につきましては、状況が改善次第解除します。

(2)内容

  • 救急患者につきましては、これまで症状の軽重に関わらず受け入れを行っておりましたが、中等度以下の症状で2次救急(八戸赤十字病院、青森労災病院等)の他病院に極力受入れていただき、原則、重篤なケース(3次救急)を中心に受け入れるものとします。
  • 入院予定患者につきましては、病状等を考慮しつつ、可能な範囲で入院時期の延期または他の医療機関への紹介を行います。
    ※なお、入院を伴わない外来診療は制限の対象外であり、従来どおり受診できます。

 
 

■バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)について■

 
・バンコマイシン耐性腸球菌とは
  ※NIID 国立感染症研究所ホームページ

八戸市立市民病院におけるバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の陽性者検出状況について

1 スクリーニング検査の状況(H31.4.8現在)について

  • 全入院患者を対象としたスクリーニング検査の2回目を3月11日に、3回目を4月1日に実施しました。
  • その結果、陽性が判明した入院患者はこれまで(H30.4~31.4.8時点)の合計で104人(うち、新規入院患者対象の検査による陽性者は3人 ※3月に1人増)となっています。
  • また、入院患者で陽性の方は32人(4月8日時点)となっています。
  • 4月8日時点でVRE感染症を原因とした死亡事案の発生はありません。
  • VREの検出状況

    VRE新規陽性(保菌)者数 ※4月8日現在

    VRE新規陽性(保菌)者数

    2 感染対策の評価について

  • 全体スクリーニング検査において、2回目(3/11実施)、3回目(4/1実施)の結果を見ると、新規陽性者数が減少し、3月及び4月1日実施分の新規陽性率も1%を切っている状況であり、当院の感染対策に一定の効果が認められます。
  • なお、4回目の全体スクリーニング検査を4月22日に実施する予定です。
  • 3 入院制限解除の判断について

  • 5月6日(月・振休)までとしている入院制限につきましては、4月22日実施予定の4回目の全体スクリーニング検査の結果を踏まえ、4月下旬(10連休前)に解除の可否を判断する予定です。
  • 市民の皆様には御迷惑をおかけしますが、病院職員一丸となって感染対策に取り組んでおりますので、引き続き皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。