【重要】市民病院におけるバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)対策による入院制限の解除について

 昨年12月以降、当院の入院患者からのバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の検出数が急増したことから、VREの抜本的対策を講じるため、2019年2月8日から3次救急以外の患者及び入院予定患者の受け入れを制限させていただいておりましたが、感染対策が一定の効果を挙げ、対応病床を含む院内のベッドコントロールが十分可能な状況となりました。
 このことから、入院制限を5月6日(月・振休)まで(当日の夜間救急受付含む)とし、翌7日朝から通常の受入とすることを決定しましたのでお知らせいたします。
 入院制限期間中におきましては、地域住民の皆様をはじめ、関係医療機関等に多大なる御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。

1 スクリーニング検査の状況について

  • 全入院患者を対象としたスクリーニング検査の4回目を4月22日に実施しました。
  • その結果、新規陽性者は2人で、4月25日現在、陽性の入院患者は23人となっています。
  • これまでの全体スクリーニング検査結果の推移も加味し、今回の検査結果は当院の感染対策が有効に機能したものと考えています。
  • ※当院において現時点でVRE感染症を原因とした死亡事案は発生していません。

    全体スクリーニング検査の推移

    2 感染対策について

  • 陽性の入院患者は減少傾向にあり、当院では、感染対策の徹底を継続することで、安全性を確保しつつ、通常どおりの救急搬送等、入院患者の受入が可能になると判断しました。
  • VRE対応病床では、手指消毒や環境清掃の徹底のほか、担当看護師を専任とするなどの感染防御体制を構築しており、今後もこれらの対策を継続・徹底していきます。
  • 3 入院制限解除について

  • 上記1、2から、本年2月8日から実施していた入院制限は、当初予定の5月6日(月・振休)まで(当日の夜間救急受付含む)とし、翌7日の朝から通常の受入体制に戻すこととします。
  • なお、入院制限解除後も感染対策の効果確認のため、5月中旬に5回目の全体スクリーニング検査を実施します。その結果については、5月末頃に当院ホームページで公表します。
  • VRE新規陽性(保菌)者数