バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)陽性者検出状況について

 昨年12月以降、当院の入院患者からのバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の検出数が増加したことから、当院では対応病床を設置し、環境清掃や手指消毒等の感染対策を徹底しています。
 その結果、新規検出者数は顕著な減少傾向を示していますが、これまでの推移と現在まとめている状況についてお知らせします。
 
1 これまでのVRE新規検出患者の推移 ※7月末現在
 
VRE新規陽性(保菌)者数
 
VRE新規陽性(保菌)者数
※7月の新規検出1名は、入院時の検査により判明したもので、次項のスクリーニング検査の対象となっていないものです。
※当院において8月29日時点でVRE感染症を原因とした死亡事案は発生していません。

2 スクリーニング検査の状況について
・すべての入院患者を対象としたスクリーニング検査(8回目)を8月5日に実施した結果、新たな陽性判明者はありませんでした。
・8月29日現在、陽性の入院患者数は9人となっています。
 
VRE新規陽性(保菌)者数

3 感染対策について
・当院では、多くのVRE陽性者が検出されて以降、手指消毒や環境清掃の徹底のほか、VRE対応病床では担当看護師を専任とするなどの感染防御体制を構築・徹底しています。
・全棟スクリーニング検査は、当面、月1回程度のペースで実施して対策の効果を検証していくなど、青森県感染対策協議会(AICON)をはじめとした各機関からの御助言をいただきながら、今後も終息に向けて病院職員一丸となって取り組んで参ります。