7月15日、当院にて医学集談会が開催され、看護局からも2題の発表がありました。

手術室の齋藤友厚さんは「手術室と麻酔後ケアユニット(PACU)の効率的運用への取り組み」と題し、麻酔後ケアユニットを超緊急帝王切開術室として利用するという運用を開始したことで、手術室の稼働率向上、看護師の時間外勤務減少という結果をもたらし、医師の不満解消にもつながったことを発表しました。

泌尿器科外来の松澤智子さんは「SDM外来の取り組み」と題し、腎代替療法の意思決定支援に関する取り組みについて発表しました(SDM外来とは、Shared Decision Making外来の略で、患者と医療者が一緒に治療方針を決定していく外来のこと。共同で意思決定をする外来)。
一緒に病気についての理解を深め納得のいく治療法を考え、患者さんが納得して治療を行い、自分らしい暮らしをするために多職種が連携し支援することの重要性を事例を通して発表していました。