ハロー!家庭医

ハロー!家庭医(青森県東部家庭医療後期研修プログラム)後期研修募集

当院は平成24年4月より日本プライマリ・ケア連合学会が認定する家庭医療専門後期研修プログラムを開始、平成26年11月にはVer.2 認定を取得しました。
本プログラムは3年間のカリキュラムで、研修修了によって日本プライマリ・ケア連合学会が認定する家庭医療専門医試験の受験が可能になります。

家庭医療学専門医が運営する診療所での研修に加え、八戸市立市民病院での救命救急と周産期医療の研修をミックスした、「頼もしい家庭医」の養成を目指すプログラムです。

広大な土地に住民が点在している青森県では医療機関の集約化に限界があり、ある程度の医療ニーズを現場で解決できる体制が求められています。言い換えれば、家庭医が最も活躍できる土地柄と言えます。しかし指導体制の不足などから、県内でプライマリケアを専門とする医師養成は需要に応じきれていませんでした。

そうした現状のなかで当院は、八戸市医師会の協力を得て家庭医育成を本格的に開始しました。家庭医の活躍が期待される土地であり、また国内でも屈指の自然を誇る青森県で、家庭医療を存分に学ぶことができるプログラムです。

2013年度ポスター

プログラムの特徴

本プログラムは、家庭医療のコアである ACCCC を重視しながら、救急と周産期を強調したカリキュラムに特徴があります。

 青森県には都市から離れた地域が多く、出産や子育てが住民の大きな課題です。そして何より夜間や休日の急な傷病は、地域住民の最も大きな不安材料です。
つまり、救急や周産期の領域で安心を提供することは、地域で暮らす人々に大きな支えとなるのです。喜ばれる医療は、医師にとっても大きな充実感があります。
へき地だけではありません。いつ・どんな環境でも、可能な手段を駆使して「何とかする」のも家庭医療に求められる機能です。都市部でも、総合病院内でも、家庭医療を学んだ医師は活躍できますし、潜在的に大きなニーズがあります。

カリキュラム概要

プライマリ・ケア連合学会のVer.2 認定が規定する3年間の研修プログラムが基本です。

schedule_2013

総合診療+総合内科+救命 + 診療所1デイバック  15ヶ月
周産期(産婦人科)+小児 + 診療所1デイバック 6+3ヶ月
診療所ブロック研修    + 病 院1デイバック  6ヶ月
総合診療(緩和医療科)  + 診療所1デイバック  6ヶ月

※1デイバックとは、診療所/病院に週に1日勤務する仕組みです。

待遇など

当院医師(正職員)扱いです。詳細は、お問い合わせ下さい。

指導医紹介

◯プログラム責任者

坂本 拓矢(八戸市立市民病院 救命救急センター・総合診療科)

見学

施設見学&指導医との懇談を企画しています、お気軽にお問い合わせください。

リーフレット

プログラムを紹介するリーフレットを作成しました。
PDFデータでダウンロードできます
リーフレットPDF

【お問い合わせ先】